《次元の嵐 スコーラー》の裁定について
初めて書く内容記事がこんな話でいいのでしょうか,とも思いますが気になったので。
まずテキスト。
《次元の嵐 スコーラー》
*G・ゼロ:このターン中に自分の呪文を5枚以上唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
*W・ブレイカー
*このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、それがこのゲーム中にバトルゾーンに出した最初の《次元の嵐 スコーラー》なら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。
最近だとゴクガサイクルとかいうデッキに入ってるやつですね。
条件はそれなりに厳しいけど,エクストラターンもらえるやべーやつです。
このカードの裁定のどこが問題になったかというとそのエクストラターンの効果にある「それがこのゲーム中に出した最初の」という部分。
「最初」がすべてのプレイヤーの中での「最初」を指すという裁定が出ました。
つまり,相手に先にスコーラー出されたら自分はエクストラターンもらえないってことです。大変。
そしてこの裁定への反論として《龍の極限 ドギラゴールデン》の裁定があります。
《龍の極限 ドギラゴールデン》
*マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
*革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン
*T・ブレイカー
*このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、相手の禁断クリーチャーを1体破壊する。
*極限ファイナル革命:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このゲーム中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次のターン、相手のパワー1000000以下のクリーチャーは、自分を攻撃できない。
この「極限ファイナル革命」は相手が「ファイナル革命」を使っていても自分が使っていなければ問題なく使えます。
たしかに矛盾してるような気がしますね…。
しかし,書き方がちょっと違うのも確かです。
ドギラゴールデンに合わせるならスコーラーのテキストは「このゲーム中に他の《次元の嵐 スコーラー》をまだ出していなければ」になります。
まあそれで意味が変わるようにも思えませんが…。
どっちも自分がとか書いてないしどっちも先に出したモン勝ちでいいんじゃない?
とかやるとパックからむけたバスターシールを剥がす人がいなくなる問題が発生します。
なんでこんなめんどくさい裁定をスコーラーに出したかはよく分かりませんがエクストラターンを簡単にやらせたくないんですかね。
そのうち裁定が変わるんじゃないかなと思ってます。